プレスリリース 2004年
2004年4月1日
本日は入社おめでとうございます。社員一同心から歓迎致します。
皆さんは、今日から社会人、そして太陽石油の社員として新たな第一歩を踏み出すこととなりました。
この新たな第一歩を踏み出す皆さんに6点の要望があります。
1.企業人として歩むに当たり、健康には十分気をつけて頂きたい。体は自分の財産ですし、健康状態が良くないと、いい仕事はできません。健康管理には十分努めてください。同時に精神の健全さも保つように心がけてください。適度な緊張感を持って仕事をする事は、大切ですが、ストレスの解消も時には必要です。心身ともに健康な状態を維持していただきたいと思います。
2.社内外で常に『責任』ある行動をとること。皆さんの今後の行動は、周囲から太陽石油の代表として認識されます。
3.『努力』なくして進歩がないということを認識すること。学生時代以上に努力が必要であり、地道な努力の積み重ねが将来に大きな差となって現れてきます。
4.常に『積極的な姿勢』で物事に取り組むこと。待の姿勢では誰も何も教えてくれません。
5.社会人として円滑なスタートをするためには『協調性』が必要です。社内外の様々な環境に溶け込む努力をしてください。同時に競争も起きます。協調と競争のバランスを取って頂きたいと思います。
6.最後に社会人として・太陽石油の社員として誇りを持っていただきたい。これからの会社を発展させていくのは皆さんです。その心意気と誇りを持って業務に取り組んで頂きたいと思います。
次に、会社には三つの目的があることを認識しておいてください。
一つは、『社会的責任を果たす』ことです。石油・石油化学製品を安定して供給しつつ、環境の保護等を図る事です。エネルギーの太宗を輸入に頼る日本にとって石油の安定供給の使命は特に重要です。
二つ目は、『利潤をあげること』です。株主への配当、従業員への十分な給与の確保、国や地方公共団体へ納税をし、新規事業等のための資金を準備することが必要です。
三つ目は、『常に維持発展すること』です。雇用を確保し、株主、顧客、取引先への責任と義務を果たすことが必要となります。
ご存知のように、現在、イラク情勢は依然として緊迫した状況が続いております。一方、我が国の経済状況は、一部回復の兆しが見えるものの、全体的にはまだまだ厳しい状況にあります。
石油業界はイラク情勢の影響をまともに受けており、原油価格が高値で推移し厳しい環境におかれています。その中で石油各社はいずれも安定供給に万全を期すと同時に価格変動に対して消費者の信頼を得るべく、収益確保に向けた取組みを行っています。
当社は今年で、明治41年創業以来96年、太陽石油としては昭和16年2月の発足以来、63年目を迎えることになります。あと数年すると創業100年を迎えます。皆さんと共に輝かしい百年を迎えたいと思いますし、次の百年については、皆さんが戦力の中心として、その役割を果たして頂きたいと思います。
本年度は、『攻めの経営』を基本方針として2年目になります。昨年度は、コスト競争の強化と環境保全に対応した一連の設備増強を行い、高圧ガス設備の4年連続運転の認証も取得しました。また、新規事業として、石油化学製品のスチレンモノマー製造事業、及び地下石油備蓄の支援事業への進出をいたしました。
今後とも、当社は収益基礎を強化するために、事業の積極拡大を図っていきます。その為には、従来の価値観や業務の進め方にとらわれず、新たな発想で積極的に業務を進めていくことが必要です。当社の社是である「独立自尊」を貫いていくためには、今までの延長線上での考え方では限界があります。皆さんは、いわば白紙の状態ですから、先輩が築いてきた既成概念に囚われることなく、従来の業務の進め方や考え方に敢えて疑問を持ち、柔軟な発想で仕事の進め方や考え方を発案し、時代の流れに即応した抜本的な改革を目指して頂きたいと思います。
また、昨年は業界の内外を問わず、製造工場での事故やトラブルが発生しました。些細なトラブルが結果として会社の致命傷にもなりかねません。何事にも意欲を持って取り組むことは大切ですが、些細なミスが致命的な事態にならないために、安全には十分注意し決められたルールはしっかり守って頂きたい。
また、営業に配属される方には、ひとりひとりが太陽石油の顔であり、お客様との信頼関係が大切であるということを充分認識して頂きたい。
会社は学校とは違い、仕事をして月給を貰うところです。それだけに厳しさがあります。本日以降皆さんは各種の研修を受け、それぞれの職場に配属されるわけですが、早く会社に慣れ、責任ある社会人として、また当社の社員として、有力な戦力となるよう努力と勉強を継続していただきたい。
最後になりますが、当社は皆さんの若い力に期待しています。現状の厳しい環境を乗り越え共に発展することを期待し、本日の私の歓迎の言葉と致します。