「大規模災害時の石油製品輸送訓練」の実施について

2015.06.12

当社は、四国事業所において、資源エネルギー庁、四国経済産業局、陸上自衛隊及び高知県と連携し、災害時の燃料供給確保の連携強化を図るための「大規模災害時の石油製品輸送訓練」に参加、協力致しましたのでお知らせ致します。

当訓練は、四国沖南海トラフを震源とした大規模な地震・津波を想定した高知県の総合防災訓練の一環として行われ、自衛隊による石油製品の輸送が円滑に行われることを目的とした、四国地域においては初の訓練となります。

当社は、今回の訓練を通じ、大規模災害時における石油製品の供給支援体制の確立を図るとともに、更なる連携強化に努めて参ります。

訓練概要

実施日時

平成27年6月7日(日曜日)8時30分~9時30分

実施場所

太陽石油(株)四国事業所 陸上出荷設備

訓練参加者

四国経済産業局、自衛隊第14旅団、当社

訓練内容

  1. 発災当初の燃料の急激な需要拡大に伴う自衛隊への石油供給を想定した、自衛隊の燃料タンク車に直接積み込みを行う訓練。
  2. 高知県から総合防災拠点(高知県四万十緑林公園)への緊急用石油製品の要請に対し、自衛隊でなければ輸送することができない限定的な場面(被害状況により民間タンクローリーによる輸送ができない等)を想定し、当社四国事業所から総合防災拠点に、自衛隊車両を利用してドラム缶に石油製品を充填、輸送する訓練。

四国事業所での訓練実施内容

8:15 自衛隊第14旅団が当社四国事業所に到着、入構手続き実施 
8:40 自衛隊タンク車へ模擬操作によるJET燃料積み込み作業
9:00 自衛隊ドラム缶積載車のドラム缶へ灯油、軽油を充填 
9:30 自衛隊第14旅団が四国事業所より高知県防災拠点へ出発

訓練の様子

  • JET燃料の積み込み作業

  • ドラム出荷設備からの充填作業