「災害時SS対応研修会」及び「災害時SS情報収集訓練」実施について

2019.12.19

当社はこの度、巨大地震等発生時の対応力強化のため、「災害時SS対応研修会」及び「災害時SS情報収集訓練」を実施いたしましたので、お知らせいたします。
 当社では、災害発生時に石油製品を安定供給するという地域ニーズに応えるため、「南海トラフ巨大地震」「首都直下型地震」を想定した系列サプライチェーンBCPを構築しています。
 大規模災害発生時に系列サプライチェーンを維持し、「最後の砦」として地域のエネルギー供給拠点としての役割を果たすべく、災害対応型SSへの取り組みや研修訓練の実施、系列SS情報収集システム整備や災害時SS運営ツール製作等、様々な取組みをしております。
 今回の研修では、事前の備えや被災時における現場対応等を習得する座学とあわせ、SS情報収集システム操作の実技研修を実施。また訓練では、系列SS情報収集システムを用い実際に被災・営業・在庫状況の報告を行う内容にて実施。訓練は、系列SSの参加をもって、有効性の確認及び今後の課題を認識することができました。
 今回の研修及び訓練を通じ、今後更なる災害対応能力強化に努めてまいります。

<災害時SS対応研修会の概要>  

開催日時・場所 

11月01日 愛知県   
11月05日 福島県   
11月12日 愛媛県   
11月13日 広島県   
11月14日 熊本県   
11月15日 大阪府   

研修会の内容

(1) 大規模災害に対するSSの平時の備え  
(2) 災害発生時の初期対応(水害・地震)  
(3) 発災時における施設と設備を守る行動
(4) 災害時対応シュミレーション(グループにて討議)     
(5) SS情報収集システム使用方法 

研修会参加

104名

<災害時SS情報収集訓練の概要>

実施日時

2019年11月21日(木)

訓練内容

〔想定内容〕<四国地区>

       ・想定地震:南海トラフ巨大地震
       ・発生時刻:2019年11月21日(木)13:30
       ・震度:高知県は震度7、愛媛県中予~香川県、徳島県の広い範囲で震度6弱

〔想定内容〕<四国地区以外>

       ・各拠点において、広い範囲にて地震が発生を想定。(震度6弱)

  1. SS情報収集システムを起動し、事前登録済みの系列特約店・SS端末宛てに報告要請メールを送信。     
  2. メール受信者は、速やかにSS情報収集システムに被災・運営・在庫状況等を登録。
  3. 本部にてSS情報収集システムを用い全SSの状況を確認し、BCP本部事務局へ状況報告。     
  4. 状況報告されたSSの中に、応援員の要派遣SSがあると想定。本部から全国の当社全営業拠点に対し、被災SSへの応援員急行を要請。各拠点から被災SSへの道順及び所要時間を記録。

3. 訓練参加人数、SS数

訓練参加者 479名
訓練参加SS 296SS(系列SS参加率 約9割となります)
      

  • 研修会開催の様子