松山大学「第14回 海事経済論(公開講座)」へ講師を派遣しました

2022.11.02

この度、松山大学で開講されている「第14回 海事経済論(公開講座)」へ当社社員を講師として派遣しましたのでお知らせいたします。

当講座は「海運王国」愛媛において、国際貿易を支える海運産業の実態と将来について理解を深めていただくことを目的に、同学学生のみならず広く一般に解放されているもので、海運産業に関係の深い企業等の担当者が全15回の講義の講師を持ち回りで務めています。

当社は2009年の初回開講以来、毎年、当講座へ講師を派遣してまいりましたが、今後も地域における社会貢献活動の一環として、このような教育活動の支援を続けてまいります。

当社担当講義の概要

日 時

 2022年10月19日(水)12:30~14:00

場 所

 松山大学樋又キャンパス(愛媛県松山市)

テーマ

 エネルギーの主力「石油」の国際物流~原油輸送を中心に~

講 師

 国際営業部副部長 由井直之

受講者

 松山大学学生、一般聴講者など約50名

当日の様子

過去2年は新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、オンライン開講となりましたが、今回は3年ぶりの対面講義が実現し、およそ50名の学生と一般聴講者が受講しました。

講義は原油輸送をテーマに進められましたが、昨今の世界情勢に起因する原油物流の変化の解説については、時事性の高い話題として受講者の大きな関心を得ているようでした。

また、講義後の質疑では、環境問題に関連して、タンカーの油濁事故に関する質問が寄せられるなど、全体を通じ受講者に興味を持って聴いていただけた様子でした。

今回の講義では、様々な産地の原油サンプルを用意して受講者にご覧いただきましたが、普段なかなか目にする機会のない原油のサンプルを手に取りながら、それぞれの外観や性状の違いに驚いていました。

当日の写真

講師を務めた由井国際営業部副部長

教室全体の様子

原油サンプルを手に取る受講者