松山大学「第17回 海事経済論(公開講座)」へ講師を派遣しました

2025.10.28

この度、松山大学で開講されている「第17回 海事経済論(公開講座)」へ当社社員を講師として派遣しましたのでお知らせいたします。
当講座は「海運王国」愛媛において、国際貿易を支える海運産業の実態と将来について理解を深めていただくことを目的に開講されているもので、海運産業に関係の深い企業等の担当者が全15回の講義の講師を持ち回りで務めています。

当社は2009年の初回以来、毎年、当講座へ講師を派遣しており、今後も地域における社会貢献活動の一環として、このような教育活動の支援を続けてまいります。

当社担当講義の概要

日時

 2025年10月22日(水)12:30~14:00

場所

 松山大学樋又キャンパス(愛媛県松山市)

テーマ

 エネルギーの主力「石油」の国際物流~原油輸送を中心に~

講師

 国際原料部長 脇隆人

受講者

 松山大学学生、一般聴講者など約100名

当日の様子

講義では、原油輸送の仕組みについて説明され、地政学リスクなどによる昨今の原油の国際物流の変化に関する解説などは、受講者も大変興味深そうに耳を傾けていました。
また、IMO(国際海事機関)による環境規制やタンカーによる油濁事故の事例なども紹介されましたが、環境問題に関する内容については、聴講者からも多くの質問が寄せられるなど関心が高く、持続可能な海上物流の在り方についても考える機会となったようでした。

当日の写真

  • 講師を務めた脇国際原料部長

  • 教室全体の様子