本社 国際営業部

2012年入社/資源循環学専攻卒業

これまでのキャリア

本社 化学品部一グループ(2012年~2016年)

海外実務研修【TIPL】(2016年~2017年)

本社 化学品部一グループ(2017年~2018年)

本社 化学品部一グループ 兼 二グループ(2018年~2019年)

本社 化学品部二グループ(2019年~2020年)

本社 化学品部(2020年~2021年)

本社 国際営業部(2021年~現在)

どうして、太陽石油を選んだのですか?

 社会インフラに携わる仕事をしたいと思いながら就職活動を始めました。複数の会社説明会に参加する中で、特に印象に残ったのが当社の人事部の方でした。うわべの話でなくありのままを話してくれた印象を受け、会社への信頼感が高まったと同時にこのような先輩のいる会社で働きたいと思い、入社を決めました。

今まで担当してきた業務と現在の仕事内容は?

 入社して最初の配属先である化学品部では、ベンゼン・キシレン・スチレンモノマーといった石油化学製品の営業を担当しました。石油化学製品は、販売した製品が自動車や家電製品、衣料品など、幅広い分野で使用されます。その奥深さに面白みを感じながら仕事をしていました。
また、当社の石油化学製品は販売量の大半を輸出が占めるため、海外の会社とのやり取りが多いのも特徴です。そうしたことから、海外研修制度を利用してシンガポールへ1年間、研修に行かせていただいたこともあります。
現在所属する国際営業部は、原油の調達・石油製品の輸出入・外航傭船/配船が主な業務となります。私は原油の調達を担当しており、当社シンガポール法人であるTIPLと協力して、海外の国営石油会社、石油メジャー、石油トレーダー等から調達を行います。
一言に原油といっても、数ある油種ごとに軽質/重質、高硫黄/低硫黄など特徴があり、価格もそれぞれ異なる上に、刻々と変化していきます。昨今は、激動する国際情勢により苦労する局面も多いですが、製造原価の大部分を担う責任の大きい仕事であることを自覚し、日々の業務に勤しんでいます。

仕事をしていて嬉しかったエピソードは?

 私が現担当に就いて初めて、海外のサプライヤーとの交渉窓口になり、ある原油の長期契約交渉を行った日の話です。
午前中から電話での交渉を開始し、両者一歩も譲らぬ攻防の末、22時を過ぎた頃にようやく妥結に至ることができました。交渉中は神経を擦り減らしながら駆け引きを行うため、終わったころには満身創痍の状態でしたが、それはサプライヤーサイドの担当者も同じ。成約後にはサプライヤー担当者と「今日は疲れたね~」とチャットで会話しながら家路につきました。
翌日出社し、社内関係各部に成約の報告をすると、多くの方から「ありがとう!よくやった!」と感謝の言葉をいただいたことで、頑張りが報われたように感じ、嬉しかったことを覚えています。

職場や部署の雰囲気は?

 国際営業部は20代の若手社員が多く、和気あいあいとしています。コミュニケーションをより多く取り、チームで最大限の成果を生み出せるよう皆で同じ目標に向かって取り組む雰囲気がありますね。
業務の性質上、どんなに小さなことにも大きなお金が動くため、とても楽な仕事とは言えません。悩んだ時には上司やシンガポールの担当者、他部署と連携しながら解決方法を探ることもあります。その分、仕事がうまくいった時の達成感は、他の部署には負けないものがあります。

就職活動中の学生へ向けてメッセージをお願いします。

 社会人になった後、自分がどんな働き方・生活をしたいかイメージし、それに合った会社を選ぶことが大切だと思います。
給料・やりがい・プライベートの充実など、何に重きを置きたいかは人によって違うはずです。当社が自分に合った会社なのか、採用担当者に気兼ねなくなんでも聞いてみてください。

1日のタイムスケジュール

10:00

出社

マーケットチェック

 海外との時差を考慮し、フレックスタイム制度を利用
11:00 取引先と面談
12:00 昼食
13:00 部内会議  部内で原油輸送の効率化に関する会議
14:00 打合せ 経営企画部と原油調達方針に関する打合せ
15:00 打合せ 生産・技術部と原油選択や事業所への搬入計画に関する打合せ
16:00 資料作成
17:00 打合せ TIPL(シンガポール法人)と原油調達に関する打合せ
17:30 取引先と原油調達交渉
19:00 退社  

オフの時間の過ごし方を教えてください。

 就業後は同僚と飲みに行くことが多いです。普段緊張感のある仕事をしているので、休日は家でゆっくりドラマや映画を観るなどリラックスする時間を大切にしています。最近はバランスを考慮してジム通いにも精を出しています。

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