先輩社員座談会(技術系)

座談会メンバー

2016年入社 工学部卒 D・Yさん

四国事業所 工務部 計電グループ 勤務

釣りが趣味。

2016年入社 理工学研究科卒 W・Iさん

四国事業所 製造部 製造一グループ 勤務

休日は子どもと公園で遊ぶのが楽しみな良きパパでもある。

2018年入社 理学部卒 M・Hさん

四国事業所 生産・技術部 試験研究グループ 勤務

休日はソフトボールで汗を流す。

2018年入社 工学部卒 T・Iさん

四国事業所 操油部 操油グループ 勤務

休日はジムでトレーニングに励む。

Q1:太陽石油を選んだ理由は?

W・Iさん : 学生時代にエネルギー関連の研究をしていたので、エネルギーに

      関わる仕事がしたいと思って就活をしていました。太陽石油は石油

      の輸入・精製・販売まで一貫してると知って、そのスケールの大きさ

      に惹かれたのがきっかけです。あと、面接などを通して会った社員

      さんの印象がよかったというのも大きいですね。

D・Yさん : 僕は広島県出身で愛媛の大学に進学しました。卒業後は広島に

      帰る選択肢もあったんですけど、広島は大企業の支店が多くて転勤

      ありそうだし…あまりメリットを感じなくて愛媛に残ろうかと。僕も

      石油関係の企業は大きなことができそう、って思いました。周りの人

      にも相談したり会社のことを調べたりして総合的に決めた感じです。

M・Hさん : 僕は大学3年の時、インターンシップでお世話になりました。  理学部で、分析するのが好きだったので品質管理の仕事がしたかったんですけど、研究職って

                      大学院卒じゃないと難しいのかなと思っていて…。でもインターンで来てみたら、ここなら大卒でもできるんだ!って分かって。期間中は会社の色んな部署を

                      見て、雰囲気のいい会社だなと思っていました。

T・Iさん   : 僕は、この四国事業所がある今治市の菊間町出身で、太陽石油は子どもの頃から馴染みのある会社でした。中学、高校時代にはインターンシップで来たん

                    ですけど、社内の雰囲気がアットホームで。言い方は悪いけど…“地域のおっちゃん”みたいな感じで親近感がありました(笑)就活するときに色々調べていく

                    うちに、ここなら良いんじゃないかな、と。

Q2:現在の仕事内容は?

W・Iさん : 入社して3年は製造一グループで装置の運転や状況確認などを交替勤務(日勤・夜勤など交替で働く勤務体系)していました。今も同じ製造一グループで

                    すけど、日勤スタッフとして交替勤務のサポートや、定修工事の工程管理、運転中工事の管理、装置の運転確認などが主な仕事ですね。ほかの部署、例えば

                    生産管理グループや工務グループとの調整業務もやっています。

D・Yさん : 計電グループの仕事は、計装機や温度計、圧力計などを制御して運転部門が安全に装置を運転することができるようにサポートをしています。他にも工事

                    をするための発注書作成、申請業務、工事管理なども行います。例えて言うなら「車検」みたいなものかな。

一 同 : 「車検」!わかりやすい(笑)

D・Yさん : 安心して車を乗り続けられるように、点検、部品交換等を行うのと同じように、太陽石油の工場の装置単位で検査を行ってます。

M・Hさん : 僕の仕事は、製品の品質管理です。出荷前の製品を検査して、「出荷しても大丈夫ですよ」ってOKを出す仕事。それに付随して各装置のプロセス工程途中の 

       油やガスがきちんと管理値内にあるかを分析してます。

D・Yさん  : 僕らもサンプリングを持って行ってお願いすることあるよね。分析って、ボタン一つできるものなの?

M・Hさん : うーん。もちろんボタン一つでピッと分析できるものもあるけど、できないものもありますね。ルールや手順が細かく決まっていて、大変なこともあります

                      けど、僕たちが正しく分析結果を出さなければ、製品規格を満たさないまま出荷してしまうことになるので、そこは責任をもってやっています。

T・Iさん   : 僕は入社してずっと操油グループです。原油を船からおろしてそれを装置に送る、戻ってきたものをタンクに入れる、そこで石油をつくったり、ガソリンをつくっ

                     たり、というのが操油グループの仕事ですね。

Q3:職場の雰囲気は?

W・Iさん  : 製造一グループは70人の大所帯。18歳から60歳以上の再雇用の

                    方までさまざまな年代の人がいるんですけど、すごく雰囲気がよくて

                    上司や先輩方は若手を気遣って声をかけてくれる。質問もしやすい

                    ですし、働きやすい雰囲気ですね。

D・Yさん  : 僕たち計電グループは10人くらいの人数なんだけど、30歳以下の若

                    手が半分を占めていることもあってみんな仲がいいよ。プライベート

                    でもたまに遊びにいったりもしてる。ゴルフ行ったり、船を借りて釣り

                    に行ったり。

M・Hさん : うちは、朝イチは業務がかなり忙しいので午前中は業務に集中して

                     るんですけど、仕事の合間に一息つくときには、雑談したり気軽に話

                     したりしますね。うちの部署も釣り好きの人が多いから、みんなで釣りに行ったりしてますよ。僕は釣りしないんで行かないんですけど(笑)

W・Iさん    : 釣り好きの人、多いよね。

D・Yさん    :  うん、周りは海だからね(笑)あとバイク乗る人とかも多いかな。

T・Iさん     : 僕が入社した頃の操油グループは、40代50代の方が多くて、正直、ちょっと怖かったんですよね(笑)でもここ数年で20代も増えてきてかなり雰囲

                       気は変わりました。個人的には、上司とバレーボールを一緒にやったり、以前の上司からはゴルフクラブを譲ったもらったりもして、みんなでゴル

                       フに行ったりとか。仲良いですね。

Q4:仕事で悩んだときどうやって乗り越えましたか?

D・Yさん    :  僕の場合は色んな人と話をしました。先輩にも相談したし、あと、W・Iくんにも。

W・Iさん    : 同期だから相談しやすい。入社1~2年目くらいの頃だったかな、結構そういう話をしたよね。

D・Yさん    :  うん。みんなと話をしてみて…自分が悪かったこともあるなとか、客観的に分析しました。ダメなところは直

                       そうと思ったし。色々あっても、結局は上司や同僚、同期とか、周りの人に助けられました。

M・Hさん  : 面談の機会もあるから、相談はしやすいですよね。僕も悩んだ時期は面談で打ち明けました。

D・Yさん    :  要望は聞いてもらえたの?

M・Hさん  : はい、しっかり話を聞いてもらえたし、異動のこととかも考えてもらえました。あとは、同期に相談したりもしま

                       した。

D・Yさん    :  飲みに行ったりして?

M・Hさん  : そうですね、飲みにも行ったし、当時は寮に大勢いたので、部

      屋に遊びに行ったり、事務系の同期もいたので広い部屋に集

                                                                                                               まって、そこでよくみんなで話をしたりしてましたね。

T・Iさん     : 僕の場合、あまり悩んだことはないかも。周りのおっちゃんたちによくしてもらってるんで(笑)2つ下にエルダ

                       ー(※)で後輩がいたんですけど、彼も悩みを溜め込んでて…、だからよく食事に行って話を聞いていました。

W・Iさん    : エルダーや面談の機会にしっかり話を聞いてもらえるのはありがたいよね。

※エルダー制度:実際に仕事を共にする先輩社員が新入社員を指導することで、人材の早期育成などを目的として行われている制度。

Q5:仕事でもっともやりがいを感じることは?

D・Yさん    :  定修工事ですね。

W・Iさん    : そうだね。製造にかかわる部署にとってもっとも大変なのが「定修工事」です。定修工事って

              1年かけて計画を立てて、夏場のすごく暑い時期に数カ月、装置を止めて検査をしたり修理

                        したりするんですけど、これがかなりハードな業務です。みんなで協力し合って、無事に装置

                        が再稼働して製品の供給ができるようになったときは、すごくやりがいを感じます。

M・Hさん  : うちの部署は定修工事の時期になると、サンプリングが来ないので時間に比較的余裕ができる

                      んですよ。その点では定修工事との関わり方はみなさんと少し違うかもしれません。僕がやりが

                      いを感じるのは、自分が分析をして品質管理をした製品が納品されて、SOLATOのガソリンを入れた車が安全に動いているのを確認できたときですね。

W・Iさん    :  僕たち製造が頑張ってつくった製品の品質を検査して、製品正常が確保されているか確認する

                        最後の砦。品質管理は大事な仕事ですよね。

T・Iさん     : 操油グループも定修工事の時期はそんなに忙しくはないんですけど、交替勤務の手があいて、

                       設備係とか工事の方がとても忙しくなるので、応援に行ってお手伝いをしてます。

W・Iさん    : そうそう、製造一グループにも応援に来てくれたよね。

T・Iさん     : 行きましたね。今年は設備係のお手伝いをしてました。仕事量が多いので、終わったときは

                      「やりきった~!」って感じですね。個人的には、今、新たにボード(遠隔操作するコンピュータ

     装置) を覚えていっているところで、やりがいを感じています。これからも知識やスキルを習得しながら成長していきたいです。

学生のみなさんへのメッセージ

W・Iさん    : 広い視野で様々な業界を見てみてください。幅広く業界を見れるチャンスは学生の特権です。

     その中で自分のやりたいことが見つかれば全力で努力して、後悔のない就職活動をしてください。

D・Yさん    :  学生時代からやりたいことが明確に決まっている人は少ない気がします。僕もそうでした。

          そういう方は、自分自身を型にはめず、職種も含めできるだけ色々な業界をみてみてください。

                        それと、数を多く打ってみることも大事だと思います。

                        まずは行ってみないと何も始まらないし、就活を通じて自分が何をやりたいかが見つかるかもしれません。

M・Hさん  : 僕はやりたいことが決まっていたので、分析ができるところに絞り込んで就活をしました。

                       習得した専門性を活かせる職種を絞ると、特定の業界に集中できますし、志望動機の説得力が高まるというメリットもあります。

                       でも、もしやりたいことが決まっていないのなら、合同企業説明会などに参加して幅広い業界の中から自分の進む方向を見つけるのがいいと思います。

T・Iさん     : 大学時代はまだ比較的時間があると思うのでできるだけ動いて、職場の雰囲気を知る機会をつくってみてください。

                       職場の雰囲気って大事です。あとは、入ってしまえば何とでもなる!(笑)

                       理系でも適性があれば営業職に就けますし、文系でも技術職になれることも。

                      それは入社後に判断されることなので、まずは学生時代にいろいろと動いてみることをおすすめします。