「第20回 TSC運動推進大会」の開催について

2024.01.18

当社独自の“安全文化の創造運動”

 当社は、去る1月17日に、四国事業所(愛媛県今治市菊間町)にて「第20回 TSC運動推進大会」を開催しましたのでお知らせいたします。

「TSC運動」は、Taiyo, Safety, Check, Culture, Creative, Complianceに由来する、『事故・災害[0]の維持、継続』を基本理念とした当社独自の“安全文化の創造運動”です。

 本大会は、2006年1月17日に当社四国事業所構内で発生した作業員の死傷事故「T-023原油タンク事故」を風化させることなく、再発防止に取り組み続ける意識を啓発するために設けた『安全の日』である1月17日に、事故以降、毎年開催しております。

 本運動は、

  • 四国事業所の安全衛生に関する重点課題を設定し、その課題達成に向けた計画を策定するといった各部を横断した取り組み(トップダウン型)
  • 各部内で少人数のチームを組み、各チームが安全衛生に関する継続型・改善型の小集団活動を展開する取り組み(ボトムアップ型)

といった2つの取り組みを実施しながら課題解決を目指すものです。 

 この度開催した「TSC運動推進大会」は、四国事業所員の横の連携の強化と本運動の活性化を図り、安全・安定・安心操業に繋げることを目的に毎年1回開催しています。

  大会の開会に先立ち、「T-023原油タンク事故」に際して、お亡くなりになられた5名の方々へ黙祷を捧げました。その後、常務執行役員 村上 幹夫より、「安全の日にあたり、今一度原点に立ち返って、安全とは何か、安全を保つには何に注力すべきかを見つめ直し、社員一丸となって安全諸活動の継続的な改善に努めるように」との社長メッセージが代読されました。その後は、担当部や各チームによるTSC運動の取り組み状況の報告を行い、最後に、参加者全員で四国事業所の安全宣言を指差唱和し、安全を最優先する意識を再確認し大会は終了しました。

  「T-023原油タンク事故」から18年が経過しましたが、当社は、事故のことを決して忘れることなく、また、二度とこのような悲痛な事故を起こさないよう、今後も事業所における労働安全衛生の取組を推進してまいります。

第20回 TSC運動推進大会 概要

日 時

 2024年1月17日(水)13:30~16:30

場 所

 太陽石油株式会社 四国事業所(愛媛県今治市菊間町種4070-2)

式次第

 1.黙祷

 2.社長メッセージ(常務執行役員 村上幹夫 代読)

 3.TSC運動 活動報告

 4.全体講評(常務執行役員 村上幹夫、四国事業所長 常務執行役員 松浦孝寿)

 5.指差唱和(四国事業所 安全宣言)

大会の様子

常務執行役員 村上幹夫による
社長メッセージの代読

TSC運動の活動報告

発表賞受賞の様子

参加者全員で四国事業所安全宣言を指差唱和