山口事業所の安全への取り組み

安全管理活動

ヒヤリハット活動

山口事業所では、危険に対する感受性能力向上のための取組みとしてヒヤリハット活動を実施しています。ヒヤリハット活動とは、事故・災害には至らないその前兆にあたるヒヤリハット(ヒヤリとしたり、ハットしたりする事例)を発掘し、対策を講じることにより未然に災害の芽を摘み取るという、潜在危険性を排除するための一連の活動をいいます。この活動には、常駐協力会社も事業所と一体となって取組んでおり、安全推進の重要な柱として位置付けています。
2017年4月からヒヤリハットシステムを導入したことにより、迅速な社内展開、進捗状況の確認・フォローアップ等の充実が図れるようになり、これまで以上に安全の強化に繋がるものと考えています。また、ヒヤリハットには、発生頻度と影響度に基づくリスクアセスメントを実施しており、リスクの高いヒヤリハットについては、労使協議の場である安全衛生委員会で審議し、決定した対応策を実行しております。

特徴

  • 感受性の向上を図るため小さな事象も気に止め、ヒヤリハットを提出する。このため「体験」のみならず「想定」も発掘する。
  • 作業、プロセス、設備、品質、環境、交通、事務など、幅広くヒヤリハットを発掘する。
  • ヒヤリハットは、事業所全員の活動とする。
  • 年1回ヒヤリハットの提出件数が多かった方や改善につながるヒヤリハットを提出した方等を表彰する等、事業所員が取組みやすい活動とする。

ヒヤリの定義

体験ヒヤリ 各人が直接ヒヤリを体験したこと
想定ヒヤリ
  1. 作業、行動そのものは危険でないが、もし間違えば事故やトラブルに至る可能性があると感じたこと
  2. 設備や他人の行動を見て、事故やトラブルが予想されそうに感じたこと
  3. 過去のトラブルの教訓やノウハウ等、重要な事項が伝承されておらず、問題となりそうに感じたこと

所内総合防災活動

山口事業所では、石油コンビナート等災害防止法に基づき自衛防災組織を設置するとともに、近隣事業所と共に共同防災組織を設置し、相互応援体制を確立しています。また、定期的に防災訓練を行ない、自衛防災隊の迅速な防災体制の確立と防災活動の習熟を図っています。

  • 消火隊による消火活動

  • 自衛防災隊本部の様子